2019年7月のオーシャンビューテラスにお一人さまのお墓を購入され、アラモアナで開催された終活セミナーにもご参加されました。
“自分から自分へのサプライズバースデープレゼント”
子育ても一段落し、シングルマザーとしてさいごのやるべきことが「終活」だと思い、中でも一番考えなくてはならないのが「お墓問題」でした。
実家はお寺と繋がっているお墓を持っている仏教徒ですが、私と息子はクリスチャン。
実家とは苗字も違うために、将来のお墓をなんとかしなければいけないという思いが強くあったものの、なかなか実行に移せない現状でした。
そんな折、毎年自分の誕生日に第二の故郷であるHawaiiを訪問している最中に友人宅で知ったのが、こちらの「バレー・オブ・ザ・テンプルズ」でした。
話を聞いた瞬時に興味が沸き、その日のうちに見学を希望して現地に向かいましたが、着いた瞬間からとても不思議な気持ちに包まれたことを思い出します。
自分の中で「ここが私の将来眠る場所」と確信してプランや料金を伺ったところ、自分に買えないものではないとわかりましたが、やはり一人では決められません。
その日の夜、日本にいる息子に電話をして「Hawaiiにお墓を買っても良いかな?」と相談をしたところ、あまりに突然の突拍子もない相談なのに落ち着いた様子で「お骨は僕が運ぶの?」と質問をされました。
「そりゃあ運んでくれたら嬉しいけど、もしも行くことが出来なくても霊園にお願いをすれば大丈夫だよ。」そう答えると、「だったら好きな場所なんだし良いんじゃない?」と言ってくれました。
お墓は一生に一度の買い物ですし、お洋服やバッグを買うのとは違います。
自分の気持ちもさることながら、後に残る家族のことを優先して考えなくてはならないものと思いつつ、日本でもいくつかのお墓を検討したことがありましたが、都内には自分が納得した上で購入できるものがなく、十分に考える必要があると思っていた矢先でした。
そのような過程を経て、息子と電話をした翌日に契約をさせていただいたのでした。
この先、ショートステイのプチバカンスのみで、二度と住むことは出来ないと思っていたHawaiiですが、私の人生の旅の最期は、やはりHawaiiということに決まった2019年の最大の思い出です。
宗教問わず入れることや、例え家族が定期的なお参りに行けなくても、お墓の周りには一年中きれいなお花が咲くこと、降り注ぐ太陽と、度々降る恵みの雨でお花の水やりや土地そのものが浄化されること、それらすべての維持や管理もしていただけることは、とても大きな安心であり喜びです。
年に1度の気まぐれおひとり様バースデーバケーションの旅で、マサカ自分のお墓を購入するだなんて・・・
正直、自分でもビックリですが、やはりご縁なのですネ。自分で自分へのサプライズバースデープレゼントだと思わずにはいられませんでした。
何よりも、親ならだれもが思う「子供には迷惑をかけたくない」という思いは私も同感です。
生前に、自分が入るお墓の準備が出来た現在、親としての責任を果たしたような、大きな安堵の思いでいっぱいです。
エミさん、これからも末永く・・・永遠に!
「墓友」として宜しくお願いいたしますネ。
ーMinaー
Minaさんと4軒隣のご近所さんの「墓友」になれて私も嬉しく思っています。いつも前向きで明るいMinaさんのそばで、ずっと永遠に楽しく愉快に過ごせる日々が待ち遠しいです😊
ー花水恵美ー